アフィリエイトのいろは

アフィリエイトにおけるASPの役割と初心者におすすめASP3選

ASP

ここでは、アフィリエイトにおけるASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)の役割をご説明します。

ASPの説明の前に、身近な例で考えてみましょう。

普段、スーパーや専門店(八百屋、魚屋、肉屋など)で買い物をするときをイメージしてください。
あなたの購入したい商品は、どのような経路であなたの手に届いていますか?

産地直送などは別として、一般的には次のような流れになると思います。

  1. 生産者
  2. 仲卸業者
  3. 小売店(スーパーや八百屋など)

商品を買いたい人は、スーパーなどの小売店で購入しますよね。

これをアフィリエイトに当てはめてみると、ASPの役割の一端が見えてきます。
特に、私たちアフィリエイト・ブログまたはサイト運営者(以下、アフィリエイター)が、どのように広告を扱うことができるようになるかがイメージしやすいでしょう。

この記事では、ASPの役割について解説していきます。

ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)とは?

アフィリエイトにおけるASPの役割アフィリエイトにおけるASPの役割

ASPには大きく3つの役割があります。

  1. 広告主とアフィリエイターをつないでくれる
  2. 広告主からアフィリエイターに支払われる報酬を管理してくれる
  3. アフィリエイターをサポート&養成してくれる

順に説明しますね。

①広告主とアフィリエイターをつなぐ

冒頭の買い物の例をアフィリエイトに当てはめてみましょう。

商品の流通に当てはめると、ASPは「②仲卸業者」的な役割を担っています。
他の2つについては、「①生産者」は広告主に、「③小売店」はアフィリエイターに該当します。

一般的な商品流通では、小売店が生産者から直接品物を仕入れることはしません。
仲卸業者が品物を中継してくれます。

通常、アフィリエイターも広告主と直接広告を出すための取引はしません。
ASPと広告主との間で、広告出稿のための取引が行われます。

そのためASPには、複数の広告主からの広告出稿依頼(以下、案件)が揃っています。
名の知れた大手企業(証券会社や化粧品メーカーなど)の案件だけでなく、市販されてはいないけれどネットで有名な商品の案件なども扱われています。

ASPの存在がなければ、アフィリエイターが企業に直接アポを取って商談しなければなりません。
それでは、アフィリエイターにとっても企業にとっても負担になってしまいますよね。

実際には商品の在庫を抱える必要はありませんが、アフィリエイターを小売店と考えるならば、仲卸業者であるASPに登録することでさまざまな広告主の案件を扱うことができます。

但し、広告案件を全て扱えるとは限りません。
広告主の「提携審査」なるものがあるのです。
提携審査の有無もASPのサイトで確認することができます。

もちろん、提携申請もASPのサイトで行います。

案件によって異なりますが、提携申請をするとすぐに承認されるもの(即時提携案件)も多数存在しています。
その反面、広告主が審査した結果、提携できない場合もあります。

提携できない理由としては、案件とあなたの運営するブログやサイト(以下、メディア)のテーマがかけ離れている場合などが考えられます。
審査が通らなかった場合、他の案件を探すなどして前向きに進めましょう。

これでASPの役割のひとつがお分かりいただけたのではないでしょうか?

広告主からアフィリエイターに支払われる報酬を管理

アフィリエイターの運営するメディアに掲載した広告から商品が売れた場合(以下、成約)、広告主から報酬が支払われます。

報酬の金額もASPのサイトで案件ごとに確認することができます。
「1個売れたら○○円」とか「商品の○○%の金額」といったように案件によってさまざまです。

成約には、いくつかの種類があります。

  1. 商品が売れた
  2. 資料を請求した
  3. エステサロン等に申し込みをして、実際にカウンセリングを受けた

etc...

案件ごとに報酬が発生する条件に違いがあります。
③などは、結構ハードルが高いですよね。

報酬が発生してから、報酬が確定するまでにはタイムラグがあります。
このタイムラグについてもASPのサイトで案件ごとに確認することができます。

さらには、確定した報酬があなたがASPに登録した口座に振り込まれるまでにもタイムラグがあります。
報酬が確定してから翌月や翌々月くらいに振り込まれるのが一般的だと思います。

イヤなことに触れますが、報酬が否認(キャンセイル)されるケースもあります。

例えば、①のケースだと商品購入者が返品をしたり、「新規購入に限る」という趣旨の条件付き案件で2回目の購入だったときなどです。
後者の場合、広告主は新規顧客かどうかをチェックしています。
③のケースだとカウンセリングを受けなかったりしたときが考えられます。

こういった否認の条件も案件ごとに明記されていますので、確認をお忘れなく!

成果が少ないのに報酬が否認されると正直ガッカリします。
でも、広告主は提示した条件に従っているのですから、誰も悪くないのです。

私の知る限り、報酬は広告主から直接あなたの口座に振り込まれるのではなくASP経由が一般的です。
広告主から報酬が支払われ、ASPが利益を受け取って、アフィリエイターに支払われるというイメージです。

アフィリエイターをサポート&養成

ASPでは、どんどん成約を取ってくれるアフィリエイターが育ってほしいと思ってくれています。
もちろん自社の利益にも影響してくるわけですから。

但し「俺(または私)のおかげでお宅も儲かっているんでしょ。」といった態度を見せるアフィリエイターは好まれにくいかもしれません。
私の場合まだまだ報酬は少ないですが、報酬金額に関わらず肝に銘じている部分です。

ASPによっては、無料で各種セミナーを開催してくれているところもあります。
私も何度かお世話になっています。
後にご紹介するASPのセミナーには、実際に参加したことがあります。

セミナーの種類は多岐に渡っています。
例をいくつかご紹介しますね。

  • アフィリエイトの初心者向けのセミナー
  • ライティング(文章上達のための)セミナー
  • 企業担当者が参加する商品セミナー
  • キーワードについてのセミナー

etc...

セミナーの開催は首都圏が多いと思いますが、地方都市でも開催されることがあるのでセミナー情報は要チェックですよ。
大型のフェスを開催するASPもあります。

また、セミナー以外でもASPのサイトにサポート情報が掲載されていることも多いです。
上手に活用しましょう。

アフィリエイト初心者におすすめのASP 3選

日本には100社以上のASPがあると言われています。
実は、私自身もほんの一部しか知りません。
そのかなでも、これからアフィリエイトにチャレンジする人におすすめのASPを3社ご紹介します。

ASPにはそれぞれに特徴があって、扱っている広告のジャンルの得意分野などが違います。
あなたの運営するメディアにあったASPを見つけてください。

ここではアフィリエイト初心者の方におすすめのASPを3社ご紹介します。

A8.net(エーハチネット)
広告主数が20,000社を超えるASPの最大手。
アフィリエイトマーケティング協会が行なっている調査で、9年連続アフィリエイト満足度No.1。
登録無料、各種セミナーも充実しています。
アクセストレード アクセストレードに登録している広告主は約5,000社です。
会員登録だけでなく報酬の振込手数料も無料です。
各種セミナーを実施しています。
公式サイトには初心者向けのコンテンツも充実しています。

アフィリエイトのアクセストレード
afb(アフィビー) 「パートナー第一主義」を宣言しているASPです。
報酬の支払いサイクルはアフィリエイト業界最速。
しかも消費税分を上乗せしてのお支払いです。
振込手数料も無料です。

カンファレンスバナー

まとめ

ASPの役割
  • ASPはアフィリエイターと広告主をつないでくれる大切な存在です。

ASPはアフィリエイターをパートナーとして考えてくれています。

ASPの方と接するときにはマナーに気を付けましょう。
高圧的な態度は避けましょう。
社会常識を守っていれば問題ないでしょう。

ちなみに、ASP3選の紹介欄に掲載してあるのがアフィリエイト広告です。