40歳を過ぎても定職に就くことができない私は、1冊の本との出会いをキッカケにアフィリエイトで副業をはじめようと決意しました。
定職に就けなかった理由は、30代で患った病気が再発し、仕事に就くと症状が重くなる状態を繰り返していたからです。
その辺の事情については「はじまり|アラフィフ男がアフィリエイト生活(副業・複業)を志す」をお読みいただければと思います。
アフィリエイトについて切り出したとき、妻の反応は次のようなものでした。
- アフィリエイトって何?
- ネットで副業なんて、怪しくない?
- ネットショップで失敗しているよね…
この記事では「アフィリエイト」という得体の知れない副業を、家族に説明する際に直面した問題とその解決方法をご紹介します。
得体の知れないと思われている「アフィリエイト」を妻に理解してもらうまで
アフィリエイトは「成果報酬型広告」と呼ばれる、立派なビジネスです。
但し、「アフィリエイト」に対する世間での認知度は未だ低い状況かもしれません。
そのため、妻が「アフィリエイト」に対する不信感を抱くことは想定内でした。
家族が自分の理解していないことに手を出そうとすれば、止めるのが普通ですよね。
ですが、私にはアフィリエイトを副収入にしたい個人的な理由がありました。
その理由とは、上述のように外に出て働くことができなかったからです。
もちろん、自宅であれば何でもできるというわけではありませんでした。
アフィリエイトに取り組もうと思えたのは病状が回復してきていたからであって、それまでは「テレビっ子」だった私がテレビにすら関心を示さなくなっていました。
もちろん病院でも、「無理はしないように」と注意されていました。
そのような状況の私を見ていた妻が、「アフィリエイトをやりたい」と聞かされたわけですから、さぞ不安は倍増したことでしょう。
アフィリエイトについて妻の理解を得るために実行したこと
私はアフィリエイトを理解してもらうために、キッカケとなった本を熟読しました。
とはいえ、今振り返ると、理解できていたのはほんの少しだけ。
なぜなら、経験を伴わないのでイメージとしてしか理解できていなかったのです。
それでも一生懸命に本を読みました。
パソコンの操作にはそれほど抵抗はありませんでしたが、「アフィリエイトのしくみ」をわかりやすく説明することが妻の理解を得るための最大の課題でした。
まさに、アフィリエイトの得体の知れない部分そのものについてです。
アフィリエイトを研究するうえで学んだことは、次のようなことでした。
- 大手企業も広告主としてアフィリエイトに参加していること
- 商品などの在庫を抱えなくても広告主の販促に協力し、報酬を得られること
- 初期投資の費用がほとんどかからないこと
この3点は、妻を説得するうえで非常に重要なことでした。
何より、仮に失敗しても大損をするリスクがほとんどなかったのですから。
私はアフィリエイトのしくみに加えて、①~③について真剣に話をしました。
貯金も減っていく状況で、何かをはじめなければいけないと思っていました。
インターネットで副業するのって大丈夫なの?
多くの方がそうであるように、私たち夫婦もインターネットでの勧誘メールには「不信感」を持っていました。
それが転じて、インターネットで収入を得ること自体にも警戒心を抱いていました。
私自身は本を中心に学習し、アフィリエイトに対する知識を得ていたわけですから、ネットでの副業については前向きになっていました。
しかし、妻は違っていました。
ですがこの状況は、いわば「正常」なものだと思っています。
何でも疑って進めないことも問題ですが、何も警戒せずに手を出すのも危険だからです。
立場が逆ならば、私も妻と同じような姿勢をとったことでしょう。
これが私たち家族の「安全装置」のような役割を担っていたのです。
私は妻にもアフィリエイトを知るキッカケとなった本を読むように勧めました。
謎めかしたままでは前進できないのですから。
このような状況で、多くの方はすぐに証明する(この場合、報酬を得る)ことを求めると思います。
ですが、残念ながらアフィリエイトでは、通常、報酬(成果)を得るまでに時間が必要になります。
お金よりも「時間」と「作業量」が求められるのです。
ところが、我が家の場合にはその必要がありませんでした。
初期投資がほとんどかからないことで十分だったのです。
なぜなら、妻も病気を抱えながら仕事をしていて、徐々に苦しくなりはじめていたからです。
「お金が底をつく前に何かをはじめなければいけない」。
これが私たち夫婦の共通認識でした。
ネットショップの失敗を乗り越える
私はアフィリエイトに取り組む前に、自宅でも可能な仕事としてネットショップを運営していました。
Yahoo!ショップに出店させていただいたのです。
Yahoo!本社で開催されたセミナーにも出席して準備をしました。
税務署にも個人事業主として届け出をしました。
ですが、残念ながら1年ほどで撤退することに…。
そこには私の商売に対する認識の甘さがありました。
大損はしないまでも、損はしました。
アフィリエイトを行なうに当たって、このような失敗はしたくありませんでした。
家族のためにも、何としても副業の柱にしたかったのです。
ところが、ここでも思わぬ認識の甘さが露呈します。
別の記事でも書きましたが、「アフィリエイト・サイトを作成して公開すれば、そこそこの人が購入してくれるのだろう」と高をくくっていたのです。
アフィリエイトはビジネスです。
そんなにやさしいものではありません。
なかには、簡単そうに稼いでいる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、そのように成功されている方も多くの時間や労力を費やして短期間で大きな報酬を得られているのだと思います。
加えて「目の付け所の良さ」もあるかと思います。
私は凡人で、しかも無理もできない状況のため、コツコツと作業を続けるしかありませんでした。
そのため「継続するチカラ」は養われたと思います。
今は私と妻でアフィリエイトにチャレンジし続けています。
毎日が学びであり、ASPでのセミナーや書籍、他の方のブログやサイトからも学ぶことが多いです。
経験するからこそ改善点が見つかり、それを乗り越えるとまた別の改善点が見つかるような感じです。
そのため、夫婦で励まし合いながら前向きに取り組むことができています。
あなたもアフィリエイトをはじめようとする際に、ご家族から心配されるようなことがあれば、わかりやすくアフィリエイトのしくみを説明し、真摯に説得されることをお勧めします。
もしかすると、強力なミカタが増えることになる可能性だってあるのですから。
まとめ
- アフィリエイトについて初めて聞かされた家族は、恐らく不安を抱きます
- アフィリエイトは在庫を抱えずに企業の販促活動をさせてもらい、成果に応じた報酬を得られるビジネスです
- ご家族の理解を得たうえでアフィリエイトに取り組むこと、安心感が増します