アフィリエイトで確実に最短で報酬を受け取るために、アフィリエイト初心者だった私が選択したのはアフィリエイト塾(スクール)への入ることでした。
1年間の受講料が198,000円と高額だったため、妻とも相談して申し込みを決めました。
しかし、残念ながら思ったような成果を手にすることはできませんでした。
さらに半年ほど延長してもダメでした。
私はアフィリエイト塾(スクール)の退塾を決めました。
それでも、アフィリエイトを継続する意思は持ち続けていました。
アフィリエイトを続けるに当たり、基礎的な知識(ドメイン取得、レンタルサーバー契約など)は学んでいたので、あとは「どうしたら報酬を生み出せるようなサイトを作ることができるのか?」が最大のポイントでした。
アフィリエイト塾(スクール)で学んだ手法は、ペラサイト(内容の薄いサイト)を量産し、アクセスのあったサイトを作り込むといったものでした。
効率的ではありますが、その手法は通用しない状況になっていました。
私はどうするべきか思案しました。
そして、サイトアフィリエイトについてさらに学ぶことにしたのです。
もちろんペラサイトの大量生産以外の方法を。
唐突ですが、ここで質問です。
もしもあなたがお金をあまり使わずにアフィリエイトの知識を深めようとするとしたら、どのような手段を用いますか?
この質問に自問自答するこは、非常に意味のあることだと思います。
なぜなら、アフィリエイトは作業を開始してから報酬を得るまでに一定期間かかるからです。
人によって、あるいは取り組み方や取り扱うジャンルなどにより差はありますが、3ヶ月~6ヶ月、1年といった期間を要することも珍しくありません。
努力しても報われないこともあります。
もちろんお金をかけられるのなら、その期間を短くするために「中古ドメイン」を購入するなどの方法をとることも可能です。
中古ドメインについての話は、ここでは割愛しますね。
要するに、アフィリエイトの方向性が変化していくネット環境にマッチしていなければ、時間と労力に対するリターンが得られないことを覚悟する必要があるのです。
この記事では、お金に余裕がない状況で私が取り組んだアフィリエイトの方向性を決めるための学習法をご紹介します。
アフィリエイトで稼げているとは言えない私ですが、不思議とあきらめる気にはなりませんでした。
お金をあまり使わずにアフィリエイトの方向性を決める方法
出費を最小限にしつつ、自分の取り組むべきアフィリエイトの方向性を決めるにはどうすればいいのでしょうか?
この記事でお伝えしている「アフィリエイトの方向性」とは、報酬を得るためにどういったことをしなければならないのかということです。
稼いでいるアフィリエイターはどのようなサイトやブログを、どんなことに注意を払って作成しているのかを知ることでもあります。
ここがズレていると、時間と労力が報われない結果になります。
自分のアフィリエイトの方向性(手法)に自信が持てれば、報酬が発生するまでに数ヶ月かかろうとも前進し続けることができます。
アフィリエイト塾(スクール)を辞めた当時、私が考えたアフィリエイトの方向性の見つけ方は次のようなものでした。
- 書籍で勉強する
- ほかのサイトを閲覧して自分なりに応用する
- ASP主催の無料セミナーに参加する
- 実際にアフィリエイトで報酬を得ている人に相談する
- それほど高額ではないアフィリエイト教材を購入してみる
①書籍で勉強する
ある意味、一番オーソドックスな方法です。
アフィリエイトの方向性(手法)を決めるために、私はこの手段を優先しました。
今でもアフィリエイトや書きたい記事の関連書籍は読んでいます。
その際に注意が必要な点は、その本が発行はされた時期です。
ハウツー的な書籍はナマモノの要素が強いので、どうしてもネット環境の変化に取り残されていく傾向があります。
Googleなどの検索エンジンの改善(アップデート)などで、状況がガラリと変わってしまうこともあるからです。
いつか書評でもご紹介しようと思っていますが、当時、私が購入して良かった書籍をご紹介しますね。
- いちばんやさしいSEO入門教室 ふくだたみこ著(ソーテック社)
- SEOに強いWEBライティング 売れる書き方の成功法則64 ふくだたみこ著(ソーテック社)
特に「いちばんやさしいSEO入門教室」は、キーワードの概念やGoogle検索エンジンのおおまかなイメージを学ぶには役立ちました。(いつか書評でも紹介しますね!)
この書籍をこれから購入する際に注意してほしいのは、情報が古くなっている可能性があることを認識しておくことです。
上述した通り、出版された当時のネット環境と現在とでは違っていても不思議ではありません。
時代に対応した改訂版が出版されているといいのですが…。
もう1冊の「SEOに強いWEBライティング 売れる書き方の成功法則64」は、文章を書いたことのない私にとっては心強い内容でした。
どれくらい活用できているのかは、きちんと自己評価しなければなりませんが、同じような不安をお持ちの方には役立つ1冊だと思います。
ところで、「SEO」ってなんだ?
と、思った方もいらっしゃいますよね。
SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字をとったもので、検索エンジン最適化と呼ばれています。
ザックリした例で申し訳ないのですが、調べたいことがあるとGoogleやYahooの検索窓に文字を打ち込みますよね。
その結果、どんなサイトが表示されるかの順位付けの仕組みのことです。
アフィリエイトをビジネス化する際には、少なからず意識しなければなりません。
もちろん、検索エンジンにあまり頼らない方法もあります。
代表例としては、ブログの新着記事の紹介等が挙げられます。
ブログサービスを使われている方はピンとくるかもしれませんが、ブログを更新すると「新着」といった形で人目につきやすいように表示されたりしますよね。
これはGoogleやYahooといった検索エンジンを頼りにしていません。
但し、ブログサービス内のジャンルごとの順位は別だと思います。
上位にランクされるようになるには、GoogleやYahooといった検索エンジンから訪れるユーザー(閲覧者)数も関係してくるからです。
ここで勘違いしてはいけないのは、システム的な知識を沢山持っているからといって、必ずしもアフィリエイトで稼げるとは限らないということ。
そのような専門的な知識をわかりやすく教えてくれるサイトやブログを作れば別ですが。
②ほかのサイトを閲覧して自分なりに応用する
検索窓に調べたい文字(キーワード)を入力した結果、上位に表示されるサイトやブログは、優れた勉強対象になります。
もちろん、他の方のサイトやブログを丸ごと真似するという意味ではありません。
そんなことをすれば「コピーコンテンツ」とみなされて、検索結果に表示されなくなることもあり得ます。
いわゆるGoogleによるペナルティというやつです。
もう1点付け加えると、他の方のサイトのデザイン的要素よりも、どのような記事を書いているかに留意することを優先させるべきです。
注目するべきは見映えよりも、1記事内における見出し構成や文字数、キーワードの盛り込み方、サイトやブログ全体の記事構成や記事数(ボリューム、情報量)といったところです。
これなら着眼点さえしっかりしていれば、お金をかけずに勉強できますよね。
キーワードとは「40代 痩せたい」や「大学 入学金」といったように、検索窓に打ち込まれる文言のこと。
1語の場合もあれば、複数の組み合わせの場合もあります。
「40代 痩せたい」は2語で構成されたキーワードということになります。
アフィリエイターにとっては、自分の意図したキーワードで検索されたときに、いかに自分のサイトやブログを上位表示させられるかが重要なポイントになります。
上述の「SEO」と密接に関係しているのです。
私はまだまだ力不足ですが、稼げているアフィリエイターは、特定のキーワードを狙ってサイトやブログ、記事を作成しています。
もちろん、当初意図していなかったキーワードでも上位に表示されるようになることもあります。
サイトやブログの情報の質と量次第ですね。
③ASP主催の無料セミナーに参加する
大手ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)では、無料で各種セミナーを開催しています。
どうしても首都圏中心に開催されることが多いのですが、アフィリエイト初心者講座やキーワード選定講座、記事の書き方についてなどのセミナーが行われています。
ほとんどのセミナーには定員があります。
私も緊張しながら応募した記憶があります。
参加が決まったあとは、「どんな格好で行けばいいの?」「男性の参加者は自分以外にもいるかな?」といった不安を抱きました。
今では、女性の中に男性は自分一人でも気にならなくなりました。
服装もかしこまり過ぎず、失礼のない範囲の普段着で行かせていただいています。
お住いの近くでASPの無料セミナーやイベントが開催される場合には、活用されると勉強になりますよ。
但し、ASPさんの教えてくださることが絶対的な正解とは限りません。
私の参加させていただいたセミナーでも、ASPの方が「アフィリエイトの正解はひとつではない」とおっしゃっていました。
そうは言っても、ASPの方は実際に収益を上げているサイトやブログがどのようなものかを知っています。
セミナーの目的にもよりますが、収益を上げているサイトの特長などを聞ける機会もあるかもしれません。
④実際にアフィリエイトで報酬を得ている人に相談する
実際にアフィリエイトで成功している方と接するのは有意義な方法だと思います。
成功している方々も、口をそろえて同じようなことをおっしゃっています。
でも問題はどこで知り合うかです。
私の場合、なかなかその機会を見つけられませんでした。
そうなると高額なアフィリエイト塾に入塾するとかいった話になりかねません。
それが可能であれば、初期投資として実行されてもいいと思います。
アフィリエイト塾に入る際には、近しい友人がそこで成功したというような実績を確認してからの方がいいでしょう。
よく言う「ノウハウコレクター」になって、出費だけが増えていく状況は避けるのが賢明です。
⑤それほど高額ではないアフィリエイト教材を購入してみる
アフィリエイト塾(スクール)を辞めて、数年後に2万円くらいのアフィリエイト教材を購入した経験があります。
動画で解説されているわかりやすい教材でした。
こういった手が出せる教材にも、学べることがありました。
今でもそのアフィリエイト教材で学んだエッセンスを活用しています。
但し、手の出しやすい教材をキッカケに、高額セミナーやアフィリエイト塾(スクール)の勧誘が行われる場合もあります。
ご注意を!
現在のアフィリエイトへの取り組みと方向性
アフィリエイト塾(スクール)を辞めて数年経ちますが、現在の私のアフィリエイトにおける方向性は、自分の好きなことや悩んでいることをもう少し詳しく調べて(勉強して)、同じような興味・関心を持った方に価値のある情報を届けようというものです。
そのために「そのような人は、どんなキーワードで検索するのかな?」とか「どんな情報を求めているのかな?」といったことに関心を持ってサイトを作成しています。
私の場合、ブログよりもサイトの方が作りやすいようです。
大量にペラサイトを作成した経験があるからかもしれません。
まとめ
- 大金をつぎ込まなくてもアフィリエイトの方向性(取り組み方)を学ぶことができる
- 自分のサイトやブログを訪問してくれた人にとって、価値のある情報を伝えることが重要
あなたも自分の好きなことや悩みを情報発信してみませんか?