書籍書評(ブックレビュー)

ランチェスター戦略本を自分なりにアフィリエイト応用してみた!

ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則

ランチェスター戦略本を読むと、「直接人を相手にした商売の最強ツール」といった印象を受けます。
実際にその通りだと思います。

では、私のように個人でネットビジネス(アフィリエイト)に取り組んでいる人には応用できないのでしょうか?

アフィリエイトのベースとなるインターネットには、実体としての土地があるわけではありません。
ランチェスター戦略でいうところの局地戦とは、ネットではどのような場面を想定すればよいのでしょうか?
同じく、三点攻略法を適用しようと思っても、地図を広げられるわけではありません。

さらに問題なのは、この記事を書いている私自身が経済学者でもなければ営業職経験者でもないことです。
私自身、ランチェスター戦略をネットビジネスに応用した書籍があるならば、そちらを参考にしたいところです。

とはいえ、ランチェスター戦略本を読んで勉強になったことは間違いありません。
素人ながら私なりに、ランチェスター戦略本の法則をアフィリエイトに当てはめてみることにしました。

ランチェスター戦略本を読むまで気が付かなったのですが、私の住まいから駅までの途中に「ランチェスター戦略」ののぼりを立てた家があります。

あまり通ったことのない道だったこともあって気が付かなかったのですが、自分の生活圏内に「ランチェスター戦略」にまつわるお宅があるなんて夢にも思っていませんでした。

ちょっとした驚きです。

では、ランチェスター戦略本をアフィリエイトに応用していく過程をご覧ください。

ランチェスター戦略本をアフィリエイトに当てはめる際の問題点

上述の通り、ランチェスター戦略は物理的に存在する企業やお店の営業を想定しています。

インターネットという仮想世界に当てはめることはできないのでしょうか?

仮想世界といっても、物理的な商品は販売されていますし、購入すれば商品を受け取ることもできます。

実店舗に商品を並べてもらうための営業活動は、おそらくは大手通販サイトに申請・登録すれば済むことなのかもしれません。
あるいは、自社サイトでオンラインショップを運営することもできますよね。

ネットビジネスでは「フェイス to フェイス」で行われるやり取りの部分が、スマホやPCの画面で行われるということです。
現実社会では「物理的な要素」や「生活導線上の商圏」などにより影響を受けるビジネスが、ネットではその制約を離れてどこからでも商品購入が行なえるようになっています。

弱小アフィリエイターの私には、大手通販サイトのような誰でも知っているプラットフォームを持っているわけではありません。
だからこそ、ネットビジネスで生き残るための戦略が必要なのです。

ランチェスター戦略本をアフィリエイトに当てはめてみた!

ここからは、ランチェスター戦略本を、私なりにアフィリエイトに当てはめて考えていきたいと思います。

ここで検討するのは次の3点です。

  1. 局所優勢主義
  2. 弱者の基本戦略「差別化」
  3. 狭い範囲でナンバーワンを目指す!

ランチェスター戦略本の応用/局所優勢主義

ランチェスター戦略本には、ビジネスにおける戦いの原理が紹介されています。

「競合局面における力関係で勝敗が決まる」

出典:『新版 ランチェスター戦略「弱者逆転」の法則』福永雅文著 日本実業出版社 34ページ

この戦いの原理は、どういう意味なのでしょうか?

それは、自分と競争相手の全体の力関係のことではありません。
ビジネスで競い合う「局面ごとの力関係」が勝敗を決めるということです。

これをアフィリエイトに当てはめると、次のように考えられると思います。
個人のアフィリエイターでも、企業やチカラのあるアフィリエイターに局所的になら競い合うことができる

もう少し具体的に考えてみます。
アフィリエイトでいう局所的とは、次のような状況でしょう。

  • ビックキーワードではなく、複合キーワードで検索結果上位を狙う!

ビックキーワードとはおもに単一のキーワードのことで、これで検索結果1位を獲得できると膨大な訪問者をサイトやブログに招くことができます。
ビックキーワードは、さまざまな意図を持った大量の検索ユーザーが混在している状況ですね。
ビックキーワードの厳格な定義はないと思われますが、例えば「旅行」「ファッション」「時計」などです。

但しビックキーワードは、訪問者の購買意欲まで読み取ることは困難です。
「旅行」というキーワードだけを検索窓に入力する人は、旅行に行きたい人もいれば、ただ調べているだけの人かもしれないからです。

それに対して複合キーワードとは、「旅行 格安」「ファッション メンズ」「時計 高級ブランド」といったように、いくつかの語句で構成されるキーワードのことです。
ミドルキーワードやスモールキーワード(ロングテールキーワード)等は、複合キーワードになります。

ミドルキーワードは、ビックキーワードとスモールキーワードの中間的な位置づけです。
「旅行 格安」のように、2語で構成されるものはミドルキーワードといえるでしょう。

キーワードが複数の語句で構成されると、検索者の意図をくみ取りやすくなります。

「旅行 格安」ならば、できるだけ安い料金で旅行に行きたい人だと推測できます。
「旅行 格安 国内」であれば、安い料金で国内旅行をしたい人だと推測できる、といった具合です。

複合キーワードの場合、ビックキーワードの検索者数には及びません。
しかし、検索者の意図がより明確になっていると言えます。

個人アフィリエイターが、ランチェスター戦略本がいうところの「局所的に優位な状況を作る」には、検索意図をより明確にした複合キーワードで検索上位を目指すことがポイントになるでしょう。

弱者の基本戦略「差別化」

ランチェスター戦略本では、弱者の戦略として「差別化」が推奨されています。

アフィリエイトにおける差別化とは、どのようなことを意味するのでしょうか?
思いつくままに、いくつかアイディアを挙げてみますね。

  1. 一度見たら忘れられないようなサイトデザイン
  2. 圧倒的にわかりやすい文章
  3. うっとりするような美しい画像(写真やイラスト)
  4. 商品を紹介する際の的確な説明
  5. 人に教えたくなるような充実したコンテンツ(記事)
  6. 専門性の高いサイトやブログ
  7. 運営者の個性を前面に打ち出した好き嫌いが分かれそうなサイト

上記のアイディアが正解かどうかは別として、何かに特化することは重要ですね。
これが難しいのですが…。

私も含めて、サイトやブログを運営するあなた自身の努力が必要になることは避けられません。
とはいえ、時間やお金、労働力に限界のある個人アフィリエイターにとって、全てをできるようになろうとするのは必ずしも賢明ではありません。

二兎を追う者は一兎をも得ず」ですね。

その場合、可能な範囲で人にお願いすることも検討するべきでしょう。
いわゆる外注化です。

私も運営するサイト用の記事作成を、部分的にライターさんにお願いしています。
ロゴ作成も自分ではできないので、デザイナーさんにお願いしたこともあります。

必要に応じて、クラウドワークスやココナラといったクラウドソーシングサービスを利用しています。

これまでも考えていたつもりでしたが、個人アフィリエイターとして、他のサイトとの差別化をさらに意識していこうと思っています。

狭い範囲でナンバーワンを目指す!

ランチェスター戦略本でいう「狭い範囲」は、複合キーワードによって作ることができます。
その他にも、他の人が扱っていない商品やサービスを取り上げることも範囲を絞ることになるかもしれません。

このような施策を行なったうえで、さらにその範囲でナンバーワンを目指す必要があるのです。

サイトやブログ運営の基本は、訪問してくれた人の求めている答えを返すこと。
それだけではなく、圧倒的な一番になるにはどうすればよいのでしょうか?

狭い範囲で目指すべきナンバーワンには、検索結果で上位(できれば1位)になることも含まれます。
検索結果の上位に表示される時点で、Google的におすすめのサイトとしてのお墨付きをもらえているとも言えます。
しかし、サイトやブログを開いたら「な~んだ」と思われてしまうようでは意味がありません。

ガッカリされる要因にはどのようなものがあるでしょうか?

サイトデザインであるかもしれませんし、文字ばっかりで画像が少ないことかもしれません。
あるいは、すでに知っている情報だけの場合もあり得ますね。

狭い範囲でナンバーワンを目指すためのアイディアは、「差別化」と重なる要素でもあります。
そのため、ここでは検索結果の上位を目指すためのアイディアを書いてみます。

  1. キーワード(検索意図)に応える記事を数多く用意する
  2. キーワードそのものだけでなく、似たような意味の別の表現(共起語)も盛り込む
  3. SNSを用いて人に読んでもらえる機会を増やす
  4. 人に紹介したくなるようなサイト・ブログにする(被リンクをもらう)
  5. サイトやブログ内の関連記事にリンクを張って(内部リンク)滞在時間を増やす

被リンクとは?

被リンクは、別なサイトやブログであなたの運営するサイト・ブログを紹介してもらうことによって得ることができます。
クリックするとあなたのサイトやブログに遷移するようにリンクを張ってもらうのです。

被リンクの多いサイトやブログは、それだけ有益であるとGoogleに評価される傾向があります。

但し、自分自演で関連性のないサイトからリンクを張るような行為はダメですよ。

以前は、検索結果上位に表示させるために、被リンクを買ったり、自作自演で内容が薄く関連性の低いサイトからリンクを張っていたサイトが存在しました。
しかし、Googleのペンギンアップデートによって被リンクのチェックが強化されました。

Googleに評価され、検索順位を上げていくには時間がかかります。
あきらめずに地道な記事投稿を続ける必要があるのです。

それが3ヶ月なのか1年以上になるかはわかりません。
あなたの狙うキーワードに対する他サイト・ブログとの相対的な競合関係が影響するからです。

狙ったキーワードによっては、個人アフィリエイターでは太刀打ちできないくらいの競合が存在している場合もあります。
その場合には、キーワードをより絞り込むとか、別のジャンルを開拓するなどの対策も必要になるかもしれません。

結局のところ、他のサイトやブログよりも、少しでも優位が持てればその相手には勝てるのです。
この繰り返しで「各個撃破」するイメージでしょう。

但し、いずれは追い越されるかもしれないので、優位性を強固にするに越したことはありません。
地道に、着実に、継続しましょう。

継続するだけでも、ある程度の差別化になります。
アフィリエイトの場合、多くの人がすぐに結果を欲しがります。
そして、思ったようにいかないと継続することをやめてしまいます。

あなたもランチェスター戦略本のエッセンスを取り入れて、アフィリエイトにチャレンジしてみませんか?

ランチェスター戦略本・応用
  1. 個人アフィリエイターは局所優勢主義を目指そう!
  2. 弱者の基本戦略は他との「差別化」にあり!
  3. 狭い範囲でナンバーワンを目指そう!

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