書籍書評(ブックレビュー)

「いいね」を購入につなげる 短パン社長の稼ぎ方を読んだ妻の感想

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短パン社長こと奥ノ谷圭祐氏(以降。敬称略)の著書、『「いいね」を購入につなげる 短パン社長の稼ぎ方』を妻にも読んでもらいました。

その理由は「私よりもSNSに慣れているから」です。
SNSでビジネススタイルを構築した短パン社長のやり方から、何かを掴んでくれるのではないかと期待しました。

それに加えて、妻は読書スピードが速いのです。
速読には及びませんが、私の3~4倍の速さで本を読みます。
本人いわく「小さい頃はテレビよりも読書の時間の方が長かった」とのこと。

この記事は、要するに「家内インタビュー」です。
女性視点からの『「いいね」を購入につなげる 短パン社長の稼ぎ方』の感想(書評)と、私がそこから感じた内容をお伝えすることを目的としています。

短パン社長は人を巻き込むのが上手

まずはザックリと短パン社長本の感想を尋ねてみました。

そのときの回答が「短パン社長は人を巻き込むのが上手」というものでした。

どういうことかというと、「イベントを開催するにしても、そこに多くの人が足を運んでくれるようにするには一人ではできないでしょう。だから短パン社長は誰かと協力したり、協力してもらうことが上手なのよ。」とのこと。

何でも自分一人で抱え込む感じでは、周りの人は楽しさを感じにくいかもしれませんよね。
そこは経営者でもある「短パン社長の人を動かす雰囲気作りや、共感されるコンセプトの打ち出し方のテクニックがある」のだと言うのです。

人に興味を持ってもらうことって、とっても難しいことじゃないでしょうか?

学生時代、居るのかどうかもかわからない程ひっそりと生きてきた私にとって、人を巻き込むチカラは憧れのようなモノ。

妻の言葉を借りれば、「幼い頃から、ご家族に肯定的な接し方をしてもらった短パン社長の自己肯定感がすばらしい!」ということになります。

やっぱり、親の影響力っていろんなところに関係してくるものなんですね。

自分のことが好きだから、SNSでビジネスができるんだと思う。

妻のこの言葉は、自分のことを公にして、ブランド化している短パン社長の姿のことをイメージしているようです。

私個人の感想としては、自分をブランド化するのってハードルが高すぎるんですよ。
でも、短パン社長がおっしゃっているように、品物が似たり寄ったりの状態では、作った人・販売する人が重要になるわけです。

私もアフィリエイト等でサイトやブログを運営していますが、個性を表現するのは難しいです。
提供できる情報がズバ抜けてユニークなわけではないですから、視点・着眼点や切り口で勝負することになります。

それともうひとつ。
継続するチカラですね。
中年と呼ばれる年齢になって、今さらながら重要性を認識し直しています。

もしも妻のビジネスに取り入れるなら…

妻に尋ねたもうひとつの質問が「短パン社長本を読んで、自分のビジネスに取り入れるとしたらどんなこと?」です。

妻は私よりも早くからFacebook(フェイスブック)やTwitter(ツイッター)を利用しています。
どのように利用しているのかまでは知りませんが、私もSNSにチャレンジしようと思ったときにアドバイスを求めたのは子供と妻です。

「チャレンジ」などと表現している時点で、着いていくのが必死な感じがしてしまいますよね。
幼い頃からスマホに接している若者のようにはいきません。
SNSに対するアドバイスの優先順位は「子供 > 妻」の順でした。

妻に、短パン社長本を読んで具体的にどんなことを取り入れたいのかを聞いたところ、「もっと情報を発信しないとダメかなぁ。人のツイートに【いいね】はするけれど、そこで止まっているから。」とのコメントが返ってきました。

それは私も同じでした。
やみくもに【いいね】をするつもりはありませんが、発信の方も極めて消極的。
人のツイートに対して自分の意見を返すこともしたことがない状態です。
同意できないツイートは、無反応でやり過ごすだけ。

全てのツイートに反応するなんてことはできませんが、近しい人のコメントくらいにはもう少しアクションを起こしてもいいかもしれません。

妻は短パン社長のSNSの使い方から、自分のファンを作ることの重要性を感じたようです。
自分に対して関心を持ってくれる人が増えてきたら、商品を紹介したり、メルマガ登録をしてもらうなどのビジネスにつながる可能性が高まります。
その反面、正直であることはより重要性を増しますけれど。

そのようになると、少なからずアンチの立場の人も出てくるはずです。
短パン社長は、アンチの人も自分に興味があるといった主旨のことを書かれていましたね。
そのように思えるくらい、自分をしっかり持っていないと心が折れてしまいそうです。

そんな状態では、「いいね」を購入につなげることなんてできそうもありません。
SNSを活用したビジネスには、打たれ強さと包容力も必要なのでしょう。

とにかく、もっと人の役に立つ情報を発信していく必要性を感じました。
先生のような視点での情報発信は無理でも、経験した悩みへの対処法や病気のときに助かった情報を共有することならできるかもしれませんから。

ちなみに、私たちは夫婦で数年間、心療内科のお世話になっています。

まとめ

短パン社長本・妻の感想
  1. 短パン社長は、人を巻き込むのが上手。
  2. SNSをビジネスで活用するには、有益な情報発信でファンを作ることが重要。

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