アラフィフの私がなぜ今さら就活面接本を読んだのか。
その理由は、ブログで共感してもらえる自己紹介を書きたかったからです。
田口久仁氏の著書「受かる!面接力養成シート」を活用して、これまでの自分を精査してみました。
就活対策本をブログ運営に活かしたい気持ちで読んだ書評をお伝えします。
私が手にしている田口久仁氏の著書『受かる!面接力養成シート』は、日本実業出版社のご厚意でご献本いただいたものです。
すばらしい本と出会う機会をいただきましたことを、心から感謝申し上げます。
「受かる!面接力養成シート」を活用すると、どんな自己紹介が書けるのか?

最近、ブログにおける「自己紹介」の重要性を学びました。
そこで、新しく立ち上げたブログの自己紹介を魅力的なものにしたいと思い、自分の過去を見つめなおしていました。
そこで、自分の50年近い人生を効率的にまとめてみようと思い、日本実業出版社の次の書籍に着目しました。
- 受かる!面接力養成シート
- それでも書類選考で落とされない 履歴書・職務経歴書の書き方
今回は、「受かる!面接力養成シート」を通じて学んだことをご紹介します。
「受かる!面接力養成シート」の特徴を活かしてブログの自己紹介を作ったら!
「受かる!面接力養成シート」は、就職活動をしている大学生を対象に書かれた書籍です。
しかし、おじさんがブログの自己紹介を作成するうえで役に立つトピックも満載です。
「養成シート」というタイトルから想像できるように、面接で質問されそうなトピックが30項目セレクトされています。
例えば、次のような感じです。
- いままでで一番つらかったことは何ですか?
- いままでの人生に点数をつけるとしたら何点ですか?
- 最近読んだ中で、印象に残った本はありますか?
etc...
トピックごとに面接官の質問の趣旨やアドバイスが書かれていて、さらには実際に書き込めるようになっているのです。
しかも書き方も例示されています。
その後は、複数回転職したけれど…。
ご紹介した3つのトピック(質問)は、ブログの自己紹介にも活用できると思いませんか?
このような感じで「養成シート」に書き込んでいけば、自分の見落としていた側面やエピソードを思い出せると気が付きました。
ブログの自己紹介だけじゃない!「受かる!面接力養成シート」から応用できるテクニック3選
ブログの自己紹介を充実させる目的で読み始めた「受かる!面接力養成シート」。
読み終わってみると、マーキングと付箋でいっぱいになっていました。
なぜなら、ブログのライティングに活かせる要素もあったからです。
就職活動における面接は、面接官に対して自分の情報を伝えるものです。
ブログの場合、訪問者の顔は見えませんが、自分の思いや考えを伝える点は面接と共通しています。
聞き手(ブログの場合は読み手)に、何をどのように伝えるのかを意識することは重要です。
そこで、「受かる!面接力養成シート」からブログライティングに応用できる要素を3つご紹介します。
①伝えたい内容を絞る
あらかじめ、どうしても伝えたいことを明確にしておくことで、よりスムーズでわかりやすい文章を書くことができます。
伝えたいことを絞り込んでおけば、必要に応じて内容を膨らませることもできますよね。
伝える順番を組み立てることにも役立ちます。
②結論から書く
結論を先に伝えることで、読み手は何について書かれた文章なのかをイメージしながら読むことができます。
「スマホでブログを読む人の多くは飛ばし読みをしている」と言われます。
私もそうしていることが多いです。
作文なら「原因 → 結論」の順でよいのでしょうが、流し読みが多いブログでは「結論 → 理由(証明)」の順の方が離脱の可能性は下がるはず。
お笑い芸人さんのように話術にたけた人たちの話は別として、私のように知名度ゼロの人間の書く文章は特にこの原則が役立ちます。
③簡潔に書く
「結論から話す」に関連して、文章を簡潔にまとめることも大切です。
言い換えると「わかりやすい文章を書こう!」となります。
ダラダラした文章は、次のような印象を持たれる可能性が高まります。
- 書いていることに自信がないのでは?
- 話が整理されていないのでわかりにくい。
- 読んでいて疲れる。
etc...
簡潔に文章を書くためには、最初に「○○について●個紹介します」「これから○○についてお伝えします」と宣言することが役立ちます。
これまでにご紹介した3点を意識するだけでも、ブログの読みやすさがグーンとアップします。
- 伝えたい内容を絞る
- 結論から書く
- 簡潔に書く
「受かる!面接力養成シート」を読み終えた感想

ブログと関係の低いと思われる就活対策本「受かる!面接力養成シート」ですが、実際には大変勉強になりました。
「良いブログを書きたい!」と意識しているから、関係のある要素に共感できたのかもしれません。
ここで「受かる!面接力養成シート」の著者、田口久仁氏の言葉をご紹介します。
「面接」を「ブログ」に、「面接官」を「読者」に置き換えるとブログを書く際にも応用しやすいですよ!
面接では、「あなたが何を話したか」よりも、「相手がどのように受け止めたのか」が大切です。
(途中省略)
面接では、面接官が求めていることを話すのが一番大切です。出典:『受かる!面接力養成シート』3ページ 田口久仁著
自分の主張を発表することも重要なのは確かです。
しかし、訪問者が「何かを知りたくて」ブログを読んでくれている場合、田口久仁氏の言葉のように相手が「何を求めていて」「どう受け止めたか」を意識する必要があります。
そのためには読者の必要をイメージしたり、リサーチすることも大切です。
ブログの自己紹介を充実させたくて読ませていただいた「受かる!面接力養成シート」でしたが、ブログのライティング面でも学びがありました。
就活生はもちろんのことですが、自分を振り返ってみたい方にも「受かる!面接力養成シート」はおすすめの1冊です。
まとめ
- ブログの自己紹介を魅力的にするためにも役立つ1冊。
- 「結論から伝える」など、ライティングにも応用できる要素あり。
- ワークシートは書き込めるように構成されているので便利。
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